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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻8号

1991年08月発行

文献概要

血液疾患診療メモ

リンパ節腫脹の臨床的アプローチ

著者: 岡田定1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院・血液内科

ページ範囲:P.1477 - P.1479

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 日常診療でリンパ節腫脹を訴える患者を診ることは稀ではない.このような患者にアプローチするうえで臨床的にもっとも重要なことは,リンパ節腫脹の原因疾患が,急いで診断をして治療を開始しなければいけない悪性疾患か,ゆっくりと経過観察のできる良性疾患かを鑑別することである.
 リンパ節腫脹をきたす疾患は,表のようにまとめられる.本項では,1)悪性疾患を疑う時,2)良性疾患を疑う時,3)悪性疾患か良性疾患かの判断に迷う時の3つの場合に分けて,臨床的なアプローチについて考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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