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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻9号

1991年09月発行

文献概要

今月の主題 大腸疾患診療の新時代 よくある大腸疾患:日常診療の視点から

虚血性大腸病変—今日の標準的診断と治療

著者: 馬場理加1 長廻紘1

所属機関: 1東京女子医科大学・消化器病センター

ページ範囲:P.1556 - P.1558

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ポイント
1)突然の腹痛とそれに続く下血を主訴とする.
2)虚血性大腸炎の背景因子として動脈硬化症,高血圧,糖尿病,膠原病が多いといわれている.高齢者に多い.これらの合併症のない若年者にも発症し,女性に多い.
3)区域性腸炎(segmental colitis)で,好発部位は左側大腸.内視鏡では急性期に特徴的な区域性の出血,イチゴ状発赤,浮腫がみられる.X線では母指圧痕像,縦走潰瘍などがみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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