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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻9号

1991年09月発行

文献概要

今月の主題 大腸疾患診療の新時代 よくある大腸疾患:日常診療の視点から

内科医に必要な大腸ポリポーシスの基礎知識

著者: 鈴木荘太郎1

所属機関: 1東海大学医学部・病院管理学

ページ範囲:P.1564 - P.1566

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ポイント
1)遺伝性と非遺伝性疾患があり,家族歴を中心とした問診が重要である.
2)大多数は上皮性で非上皮性は稀である.
3)腺腫性ポリポーシスはポリープ数が100個以上,過誤腫性病変では散在性である.
4)遺伝性ポリポーシスの腺腫性は癌化と他臓器癌が高頻度で,過誤腫性では色素沈着や他臓器癌,あるいは先天奇形などを合併する.
5)非遺伝性の炎症性ポリポーシスは治癒再生過程に出現,消退する.他に原因不明の未分類のポリポーシスがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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