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今月の主題 大腸疾患診療の新時代 大腸疾患診療:現在から近未来まで
大腸の平坦・陥凹型早期癌—幻から実在へ
著者: 工藤進英1 日下尚志1 木俣博之1 藤井隆広2
所属機関: 1秋田赤十字病院・外科 2秋田赤十字病院・内科
ページ範囲:P.1594 - P.1600
文献購入ページに移動1)早期大腸癌430病変の中で,平坦・陥凹型は60病変(14.0%)を占めた.
2)存在診断は,淡い発赤と褪色調で発見された.
3)質的診断には,空気変形と無名溝消失所見が重要であった.
4)拡大内視鏡・実体顕微鏡でのpit patternはIIIs,V型を呈した.
5)微小癌の治療の原則はstrip biopsyである.
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