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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻9号

1991年09月発行

文献概要

今月の主題 大腸疾患診療の新時代 大腸疾患診療:現在から近未来まで

微小大腸癌(5mm以下)の内視鏡診断と治療

著者: 岡本平次1

所属機関: 1岡本平次クリニック

ページ範囲:P.1602 - P.1603

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ポイント
1)微小大腸癌は稀な病変ではない.
2)多くは隆起性病変であるが,少数ながら隆起の目立たない病変や陥凹を呈する病変もある.
3)内視鏡的「硬さ」,緊満感,陥凹,発赤などが手掛かりとなって,1/3は切除前に診断可能であった.
4)癌例においては対象は小さければ小さいほど癌の初期像を表していると考えられ,微小癌を数多く発見し,分析することは,癌発生解明の糸口となることが期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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