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今月の主題 大腸疾患診療の新時代 大腸疾患診療:現在から近未来まで
微小大腸癌(5mm以下)の内視鏡診断と治療
著者: 岡本平次1
所属機関: 1岡本平次クリニック
ページ範囲:P.1602 - P.1603
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1)微小大腸癌は稀な病変ではない.
2)多くは隆起性病変であるが,少数ながら隆起の目立たない病変や陥凹を呈する病変もある.
3)内視鏡的「硬さ」,緊満感,陥凹,発赤などが手掛かりとなって,1/3は切除前に診断可能であった.
4)癌例においては対象は小さければ小さいほど癌の初期像を表していると考えられ,微小癌を数多く発見し,分析することは,癌発生解明の糸口となることが期待される.
1)微小大腸癌は稀な病変ではない.
2)多くは隆起性病変であるが,少数ながら隆起の目立たない病変や陥凹を呈する病変もある.
3)内視鏡的「硬さ」,緊満感,陥凹,発赤などが手掛かりとなって,1/3は切除前に診断可能であった.
4)癌例においては対象は小さければ小さいほど癌の初期像を表していると考えられ,微小癌を数多く発見し,分析することは,癌発生解明の糸口となることが期待される.
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