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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻1号

1992年01月発行

今月の主題 循環器薬の使い方 '92

心不全

心不全治療薬の長期投与と予後

著者: 諸岡成徳1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院・循環器内科

ページ範囲:P.30 - P.31

文献概要

ポイント
1)慢性心不全では長期薬物治療により生活内容の改善がある.
2)薬物療法による明らかな延命効果はみられないが,ACE阻害薬ではこの効果を示す報告がある.
3)慢性心不全に対し,利尿薬は全例,ジギタリス薬は60〜100%,血管拡張薬は56〜69%に使用されており,併用が多い.
4)現在薬物療法により,1年生存率は重症で33〜40%,中・軽症で75%程度であり,急死が過半数を占める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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