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今月の主題 循環器薬の使い方 '92 狭心症
安定狭心症に対する治療薬の選択
著者: 岸田浩1
所属機関: 1日本医科大学・第1内科
ページ範囲:P.40 - P.41
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1)安定狭心症に対する薬物療法の治療効果の判定には,胸痛発作回数のみならず,心筋虚血発作の改善が重要である.
2)その治療薬としては,労作狭心症では1日1〜2回投与のβ遮断薬や持効性硝酸薬が使用される.また,安静時発作を有するタイプには持効性カルシウム拮抗薬が有効である.
3)これらの治療により,心筋虚血発作の原因となる狭窄病変の安定化を図るべきである.
1)安定狭心症に対する薬物療法の治療効果の判定には,胸痛発作回数のみならず,心筋虚血発作の改善が重要である.
2)その治療薬としては,労作狭心症では1日1〜2回投与のβ遮断薬や持効性硝酸薬が使用される.また,安静時発作を有するタイプには持効性カルシウム拮抗薬が有効である.
3)これらの治療により,心筋虚血発作の原因となる狭窄病変の安定化を図るべきである.
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