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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻1号

1992年01月発行

今月の主題 循環器薬の使い方 '92

不整脈

クラスI抗不整脈薬の使い方

著者: 小松親義1

所属機関: 1日本航空乗員健康管理室

ページ範囲:P.100 - P.104

文献概要

 クラスI抗不整脈薬(以下,クラスI剤)は,いずれも活動電位のNaチャンネルをブロックして,細胞膜へのNaイオンの流入を減少させることにより,興奮の生成,およびその伝導を抑制して抗不整脈作用を発揮する.その作用機序は局所麻酔剤と同じであり,多くは局所麻酔作用を有する.抗不整脈薬のなかでも最も古くから開発された薬剤で,古典的な抗不整脈薬はほとんどこのなかに入る.近年,その分類法や催不整脈作用などをめぐって,さまざまな話題を提供している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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