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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻10号

1992年10月発行

文献概要

今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ 標準12誘導心電図—読み方の基本

心室肥大と診断される心電図変化

著者: 安部良治1

所属機関: 1東邦大学大橋病院・第3内科

ページ範囲:P.1740 - P.1743

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 心室肥大は,種々の原因で生じるが,その診断には心電図が重要な役割を果たしている.主要な変化は,①QRS波高電位,②ST-T変化,③心室興奮時間(ventricular activation time;VAT)延長,④軸偏位,であり,それらの単独または組み合わせにより診断の指標としている.心室肥大には,心室に加わる負荷が内圧上昇による収縮期負荷(systolic overload)と心室の拡張に伴う拡張期負荷(diastolic overload)があり,以下にその心電図所見,診断基準,鑑別点を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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