文献詳細
文献概要
今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ 不整脈診断の実際
不整脈心電図診断の導きかた
著者: 三上雅人1 伊藤明一1
所属機関: 1仙台市立病院・循環器科
ページ範囲:P.1788 - P.1792
文献購入ページに移動ポイント
1)不整脈の心電図診断を行うとき,心電図記録時の臨床症状が重要である.特に,発作性に出現する不整脈の場合,発作時の心電図記録に努めるべきである.
2)基礎心疾患によって不整脈の意義や治療方針は異なる.不整脈のみならず,患者の臨床的背景も把握すべきである.
3)P波とQRSの関係,およびその規則性を把握することが重要であるので,不整脈を解析するためにP波を同定可能な誘導で記録しなければならない.
1)不整脈の心電図診断を行うとき,心電図記録時の臨床症状が重要である.特に,発作性に出現する不整脈の場合,発作時の心電図記録に努めるべきである.
2)基礎心疾患によって不整脈の意義や治療方針は異なる.不整脈のみならず,患者の臨床的背景も把握すべきである.
3)P波とQRSの関係,およびその規則性を把握することが重要であるので,不整脈を解析するためにP波を同定可能な誘導で記録しなければならない.
掲載誌情報