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今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ 不整脈治療の基本
徐脈性不整脈の段階的治療
著者: 久賀圭祐1 山口巖1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系・内科
ページ範囲:P.1905 - P.1909
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1)徐脈性不整脈に対する治療には,重症度・緊急度に応じて,①救命的即時治療,②即時治療,③要治療,④無処置・経過観察,がある.
2)Adams-Stokes症候群を伴う徐脈例では,緊急のペーシング治療が必要とされる.
3)Adams-Stokes症候群は,高度〜完全房室ブロックあるいは洞不全症候群のうち徐脈頻脈症候群にみられることが多い.
4)ACC/AHAのペースメーカー植え込みのガイドラインでは,徐脈による症状が重視されている.
1)徐脈性不整脈に対する治療には,重症度・緊急度に応じて,①救命的即時治療,②即時治療,③要治療,④無処置・経過観察,がある.
2)Adams-Stokes症候群を伴う徐脈例では,緊急のペーシング治療が必要とされる.
3)Adams-Stokes症候群は,高度〜完全房室ブロックあるいは洞不全症候群のうち徐脈頻脈症候群にみられることが多い.
4)ACC/AHAのペースメーカー植え込みのガイドラインでは,徐脈による症状が重視されている.
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