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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻10号

1992年10月発行

今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ

トピックス

カテーテルアブレーション

著者: 笠貫宏1 大西哲1 梅村純1 庄田守男1 細田瑳一1

所属機関: 1東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所・循環器内科

ページ範囲:P.1914 - P.1917

文献概要

ポイント
1)カテーテルアブレーションは難治性頻脈性不整脈の新しい根治療法であり,現在,急速に進歩している領域である.
2)WPW症候群における副伝導路に対する高周波によるアブレーションは,高い有効率と安全性が確認されている.
3)難治性心室頻拍に対する直流通電および高周波によるアブレーションは,特殊例に限定され,さらに今後の研究が必要である.
4)難治性頻脈型心房粗細動,上室性頻拍における房室接合部および房室結節内リエントリー性頻拍に対する高周波アブレーションの有用性は今後の課題である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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