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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻11号

1992年10月発行

文献概要

増刊号 図解 診療基本手技 第2集 病歴のとり方

患者との接し方

著者: 津田司1

所属機関: 1川崎医科大学・総合診療部

ページ範囲:P.6 - P.9

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 わが国では,問診=病歴聴取という教育がなされている.この背景には,疾患中心主義,つまり体の症状を客観的(科学的)に捉えて診断治療するという考えが根強く存在するからである.この場合は,患者といかによい関係を作るかについてはあまり力点が置かれないようである.
 しかし,現実の医療の場では,医師-患者関係の如何によって得られる情報に差がでたり,治療効果にも差がでることはよく経験するところである.したがって,効果的な診療をするにはどうしても医師-患者関係が大切となる.いかに上手に患者と接するかが重要となるわけである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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