medicina29巻11号

1992年10月発行

増刊号 図解　診療基本手技　第2集 身体所見のとり方

直腸・肛門

著者： 貞広荘太郎¹

所属機関： ¹川崎市立井田病院・外科

ページ範囲：P.77 - P.79

　消化器病の臨床において，直腸肛門診はルチーンに行うべき検査である．しかし直腸肛門部の診察には，患者に不安と羞恥心が伴うため，問診で患者と十分に会話を交わし，検査の内容を十分に説明したうえで診察を進める必要がある．