文献詳細
増刊号 図解 診療基本手技 第2集
基本的な臨床検査と画像診断法
文献概要
●装置と方法
頸部の超音波検査に用いる装置には水浸式機械走査型,メカニカルセクタ走査型および電子走査型があるが,電子走査型には頸部の各方向から十分な検査が行える利点があり,現在では最も普及している.探触子は高周波数(7.5〜10MHz)のものを用いる.
患者の体位を仰臥位にし,肩の下に適当な高さの枕を入れて頸部を十分に伸展する.探触子の焦点距離に応じて1〜2cm厚の音響カップラー(水嚢,ポリマーゲルコンダクターなど)を皮膚面に密着させ,その上から検査を行う(図1).
頸部の超音波検査に用いる装置には水浸式機械走査型,メカニカルセクタ走査型および電子走査型があるが,電子走査型には頸部の各方向から十分な検査が行える利点があり,現在では最も普及している.探触子は高周波数(7.5〜10MHz)のものを用いる.
患者の体位を仰臥位にし,肩の下に適当な高さの枕を入れて頸部を十分に伸展する.探触子の焦点距離に応じて1〜2cm厚の音響カップラー(水嚢,ポリマーゲルコンダクターなど)を皮膚面に密着させ,その上から検査を行う(図1).
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