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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻11号

1992年10月発行

文献概要

増刊号 図解 診療基本手技 第2集 基本的な臨床検査と画像診断法

腹部CT

著者: 鈴木正行1 高島力1

所属機関: 1金沢大学医学部・放射線科

ページ範囲:P.183 - P.188

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 CT検査は単純CTと造影CTとに分けられる.一般に腹部実質臓器の場所占拠性病変(SOL)の検査には造影CTが必要となることが多い.管腔臓器も最近の秒単位のスキャン時間の装置を使用すれば良好な描出が可能である.泌尿器科,婦人科疾患の評価にも有用であるが,婦人科疾患の場合は被曝の問題があり,若年者の頻回の使用は好ましくなく,超音波検査やMRIの意義が大である.
 本稿では検査法について造影CTの方法とともに述べ,ついで読影法について記述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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