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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻11号

1992年10月発行

文献概要

増刊号 図解 診療基本手技 第2集 診療手技 穿刺および生検法

胸腔穿刺法と胸膜生検

著者: 村杉雅秀1 新田澄郎1

所属機関: 1東京女子医科大学・第1外科

ページ範囲:P.210 - P.214

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●胸腔穿刺法と胸腔ドレナージ法
 胸腔穿刺,胸腔ドレナージは胸腔内に貯留した気体(空気,ガス),液体(胸水,血液,膿など)の診断あるいは治療の目的で行われる.疾患としては気管支,肺胞瘻などの気胸,炎症性,悪性胸膜炎,血胸,急性および慢性膿胸,乳糜胸などがあげられる.呼吸器科のみならず,緊張性気胸,血胸など救急外来で遭遇することも多く,さらに中心静脈栄養のライン確保時(特に鎖骨下静脈穿刺時)の合併症などに対しても必要な重要な手技の1つである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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