文献詳細
増刊号 図解 診療基本手技 第2集
診療手技 輸血・輸液法
文献概要
輸血が実際に行われるようになったのは1901年にLandsteinerによりABO式の血液型が発見され,1930年代後半にRh式血液型が発見されてから後のことである.わが国では1951年の血液銀行の設置開始により血液事業が本格化し,1964年の閣議決定による売血から献血への移行,そして1970年代になり成分輸血が行われるようになり,急速に輸血療法が進歩してきた.この間,医学の進歩もめざましく,輸血による補助療法は不可欠のものになってきている.
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