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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻11号

1992年10月発行

文献概要

増刊号 図解 診療基本手技 第2集 診療手技 輸血・輸液法

経腸栄養法

著者: 柏崎修1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属柏病院・外科

ページ範囲:P.288 - P.290

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●経腸栄養法(図1)
 経腸栄養法は図1のごとく大きく2つに分けられるが,通常経腸栄養というと経管栄養を意味することが多い.経腸栄養に用いられる栄養剤は,天然の食品を主体とした天然流動食と,カゼイン,ブドウ糖,蔗糖などある程度消化された状態の栄養素を使った人工流動食とがある.1 ml当たり1 kcal以上のものを特に濃厚流動食と呼んでいる.人工濃厚流動食は残渣が少なく半消化態栄養剤であり,蛋白水解物の代わりにアミノ酸を用いたのが成分栄養(エレメンタル・ダイエット)と呼ばれ,消化態栄養剤である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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