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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻11号

1992年10月発行

文献概要

増刊号 図解 診療基本手技 第2集 診療手技 外科的治療手技

創傷後の感染防止

著者: 門田俊夫1

所属機関: 1新東京病院・外科

ページ範囲:P.307 - P.309

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 創傷治療の歴史は,外科学の歴史そのものといってよい,皮肉にも19世紀から今日に至る数々の戦争が,この分野の発展に大きく寄与した.創傷には,熱傷のように組織の欠損を伴う場合と,切創のように組織欠損を伴わない場合に大別されるが,いずれも治療にあたっては,感染の予防に主眼を置いて対処する必要がある.
 創傷の感染は,非特異性の皮下軟部組織感染症であるwound infectionと,破傷風やガス壊疽に代表されるような特異的感染症に分けられる.本稿ではそれらの感染予防を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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