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文献概要
増刊号 図解 診療基本手技 第2集 救急手技 循環動態のモニタリング
Swan-Ganzカテーテル法
著者: 片山克彦1 大江透1
所属機関: 1国立循環器病センター・心臓内科
ページ範囲:P.362 - P.367
文献購入ページに移動 Swan-Ganzカテーテル(以下,SGカテーテル)とは,1970年にDr SwanとDr Ganzらによって発表された右心カテーテルで,一般的にはbal-loon tipped flow directed pulmonary arterycatheterと呼ばれる.SGカテーテルは,その先端についた径13mmのバルーンを拡張させ血流にのせることにより,X線透視下でなくても比較的安全に右心房→右心室→肺動脈へとカテーテルを進めることができる.しかし,本法は観血法であり重篤な合併症も存在するため,適応は慎重に決定されるべきである.
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