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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻12号

1992年11月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学 Bリンパ球の役割

免疫抗体の構造と働き

著者: 松浦靖1 大西三朗2

所属機関: 1国立精神・神経センター神経研究所・免疫研究部 2高知医科大学・第1内科

ページ範囲:P.1982 - P.1984

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ポイント
1)抗体の可変領域は,超可変領域と枠組み領域から成る.枠組み領域はβ構造から成る土台を形成し,その端に抗原認識を司る超可変領域がループをなして位置している.
2)抗体の定常部は抗原結合後の第2の生理機能を担う.
3)膜型免疫グロブリンは結合蛋白と複合体を形成しており,特異抗原の取り込みとシグナル伝達を司る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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