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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻12号

1992年11月発行

今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学

Tリンパ球の役割

Tリンパ球の分化と機能

著者: 森尾友宏1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部・小児科

ページ範囲:P.1986 - P.1990

文献概要

ポイント
1)Tリンパ球は主に胸線内で分化し,自己MHCに対する拘束性を獲得するとともに,多様な外来抗原に対応するT細胞抗原レセプターを発現する.
2)胸線内では正の選択と負の選択が行われ,CD4+CD8+TCR-CD310Wの段階で自己のMHCを認識する細胞が選択され,さらに自己抗原に高親和性を示すTリンパ球が除去される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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