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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻12号

1992年11月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学 Tリンパ球の役割

サイトカインの働き

著者: 中島泉1

所属機関: 1名古屋大学医学部・免疫学教室

ページ範囲:P.1996 - P.1999

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ポイント
1)免疫系の発生と機能の発現は様々な種類の細胞間の情報の伝達によって統御される.
2)細胞間の情報を微量で有効に伝達する,抗体とは違う比較的低分子の蛋白質また糖蛋白質がサイトカインである.
3)免疫系を統御するTリンパ球のエフェクター活性の多くが幾種類ものサイトカインに媒介される.
4)これらのサイトカインの働きは多様性と重複性により多彩であるが,T細胞レセプターの働きによって統御されて適正に働く.
5)サイトカインの臨床応用にはこうした特性を考慮する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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