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今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学 免疫疾患の臨床
アレルギー性鼻炎
著者: 鵜飼幸太郎1
所属機関: 1三重大学医学部・耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.2050 - P.2053
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1)アレルギー性鼻炎はI型アレルギーの代表的疾患である.
2)アレルギー性鼻炎の発症機序は,鼻粘膜表層に集まった肥満細胞に抗原が結合することにより,ヒスタミンを主とする化学物質が遊離され,知覚神経終末を刺激することによりくしゃみ発作,鼻汁分泌が,血管壁に使用することにより鼻閉が生ずる.
3)アレルギー性鼻炎の診断は鼻汁をエオジノステインRで染色,1,000倍の視野で5個以上の好酸球があれば本疾患の可能性が大である.抗原の決定は,皮内反応,特異IgE抗体,鼻粘膜誘発テストなどを行う.
4)アレルギー性鼻炎の治療は抗原除去,免疫療法,薬物療法,手術療法の4つに分けることができる.
1)アレルギー性鼻炎はI型アレルギーの代表的疾患である.
2)アレルギー性鼻炎の発症機序は,鼻粘膜表層に集まった肥満細胞に抗原が結合することにより,ヒスタミンを主とする化学物質が遊離され,知覚神経終末を刺激することによりくしゃみ発作,鼻汁分泌が,血管壁に使用することにより鼻閉が生ずる.
3)アレルギー性鼻炎の診断は鼻汁をエオジノステインRで染色,1,000倍の視野で5個以上の好酸球があれば本疾患の可能性が大である.抗原の決定は,皮内反応,特異IgE抗体,鼻粘膜誘発テストなどを行う.
4)アレルギー性鼻炎の治療は抗原除去,免疫療法,薬物療法,手術療法の4つに分けることができる.
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