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今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学 免疫疾患の臨床
気管支喘息
著者: 鏡味勝1 冨岡玖夫1
所属機関: 1東邦大学医字部附属佐倉病院・内科
ページ範囲:P.2054 - P.2057
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1)気管支喘息は,「慢性剥離性好酸球性気管支炎」という言葉で象徴されるように,気道のアレルギー性炎症反応として理解されるようになった.
2)即時型喘息反応の場合には,肥満細胞上のFcεR Iに結合したIgE抗体と抗原との反応(抗原抗体反応)が引き金となっている.
3)遅延型喘息反応は,好酸球を主体とした気道組織への炎症細胞浸潤が病像の主体をなしている.
4)気道の炎症による上皮障害が神経原性炎症を惹起し,気道の炎症反応を増幅し,気道の反応性を亢進させる.
1)気管支喘息は,「慢性剥離性好酸球性気管支炎」という言葉で象徴されるように,気道のアレルギー性炎症反応として理解されるようになった.
2)即時型喘息反応の場合には,肥満細胞上のFcεR Iに結合したIgE抗体と抗原との反応(抗原抗体反応)が引き金となっている.
3)遅延型喘息反応は,好酸球を主体とした気道組織への炎症細胞浸潤が病像の主体をなしている.
4)気道の炎症による上皮障害が神経原性炎症を惹起し,気道の炎症反応を増幅し,気道の反応性を亢進させる.
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