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文献概要
今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学 免疫不全と感染症
比較的よくみられる免疫異常と感染症
著者: 岡本真一郎1
所属機関: 1東京大学医科学研究所・内科
ページ範囲:P.2104 - P.2106
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1)臨床で比較的よく認められる免疫異常は一次的なものと,二次的なものに分けることができる.
2)一次的免疫異常の例としてはリンパ系悪性腫瘍が,二次的な異常としては化学療法,移植後の状態があげられる.
3)この免疫機構の異常は臨床的に易感染性を招来するが,免疫機構の障害の内容により,起こりやすい感染症を予測することがある程度可能である.
1)臨床で比較的よく認められる免疫異常は一次的なものと,二次的なものに分けることができる.
2)一次的免疫異常の例としてはリンパ系悪性腫瘍が,二次的な異常としては化学療法,移植後の状態があげられる.
3)この免疫機構の異常は臨床的に易感染性を招来するが,免疫機構の障害の内容により,起こりやすい感染症を予測することがある程度可能である.
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