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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻12号

1992年11月発行

文献概要

講座 図解病態のしくみ 肝臓病・5

急性ウイルス肝炎

著者: 愛場信康1 渡辺明治

所属機関: 1富山医科薬科大学・第3内科

ページ範囲:P.2129 - P.2136

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 急速な全身倦怠感,食欲不振,嘔気,嘔吐,発熱などの自覚症状と,黄疸,肝腫大などの他覚所見を認める急性の肝障害のうち,肝炎ウイルスの感染に起因するものを急性ウイルス肝炎と呼んでいる.その他,肝炎ウイルス以外のウイルス,特にEpstein-Barr(EB)ウイルス,サイトメガロウイルスなどでも類似した肝障害のみられることがあるが,通常別の疾患として取り扱っている.
 本稿では,急性ウイルス肝炎の成因,症状,診断法,治療などについて概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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