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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻13号

1992年12月発行

今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療

臨床医がよく直面する神経症候とその対応

意識障害

著者: 坂井克之1 黒岩義之2

所属機関: 1虎の門病院・神経内科 2横浜市立大学医学部・神経内科

ページ範囲:P.2188 - P.2192

文献概要

ポイント
1)意識障害患者に対してはバイタルサインのチェックとその確保が先決である.
2)低血糖・化膿性髄膜炎・小脳出血・心室性不整脈といった一刻を争う病態に的確に対処する.
3)意識レベルを把握し,呼吸・眼底・瞳孔・眼位・眼球運動・髄膜刺激症状・運動麻痺などの徴候を十分に観察する.
4)原因が全身性疾患か,脳に一次的に存在する病因か,またその局在を判断する.
5)必要に応じCT・髄液検査・脳波を行い,鑑別診断,重症度の評価を下す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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