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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻13号

1992年12月発行

今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療

神経疾患と検査法

脳波

著者: 池田昭夫1 柴崎浩1

所属機関: 1京都大学医学部・脳病態生理学

ページ範囲:P.2246 - P.2250

文献概要

ポイント
1)脳波検査は大脳の機能異常の程度(意識障害など)を鋭敏に,かつ客観的に評価できる.
2)てんかん発作の確定診断および部位診断には脳波は不可欠である.
3)代謝性脳症,脳血管障害,単純ヘルペス脳炎,Creutzfeldt-Jakob病などでは診断に役立っ脳波所見を呈することがある.
4)脳波所見より障害された部位(皮質か白質か,皮質であればその局在,さらに大脳深部灰白質・脳幹など)を推定できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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