文献詳細
今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療
神経疾患と検査法
文献概要
ポイント
1)誘発電位は,非侵襲神経機能検査として成果を上げている.
2)臨床上よく用いられるのは体性感覚誘発電位(SEP),視覚誘発電位(VEP),および脳幹聴覚誘発電位(BAEP)である.
3)これらの誘発電位はMS,HAMなどの潜在性病変の検出,脊髄・脳機能の術中モニターなどに特に有用である.
4)誘発電位の異常は病因的には非特異的であり,神経診断学に熟達した医師が総合的に判定すべきである.
1)誘発電位は,非侵襲神経機能検査として成果を上げている.
2)臨床上よく用いられるのは体性感覚誘発電位(SEP),視覚誘発電位(VEP),および脳幹聴覚誘発電位(BAEP)である.
3)これらの誘発電位はMS,HAMなどの潜在性病変の検出,脊髄・脳機能の術中モニターなどに特に有用である.
4)誘発電位の異常は病因的には非特異的であり,神経診断学に熟達した医師が総合的に判定すべきである.
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