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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻13号

1992年12月発行

今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療

神経疾患と検査法

誘発電位

著者: 寺尾章1 安田雄1

所属機関: 1川崎医科大学・神経内科

ページ範囲:P.2252 - P.2255

文献概要

ポイント
1)誘発電位は,非侵襲神経機能検査として成果を上げている.
2)臨床上よく用いられるのは体性感覚誘発電位(SEP),視覚誘発電位(VEP),および脳幹聴覚誘発電位(BAEP)である.
3)これらの誘発電位はMS,HAMなどの潜在性病変の検出,脊髄・脳機能の術中モニターなどに特に有用である.
4)誘発電位の異常は病因的には非特異的であり,神経診断学に熟達した医師が総合的に判定すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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