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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻2号

1992年02月発行

文献概要

今月の主題 胆道系疾患1992 胆道系疾患診断の基本と最近の進歩

腹部エコーによる胆道系疾患の診断—最近の進歩

著者: 福田守道1 平田健一郎1 三谷正信1 辰口治樹1 望月環1 伊東佳澄1 吉田茂夫1

所属機関: 1札幌医科大学・機器診断部

ページ範囲:P.213 - P.219

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 超音波診断法は装置性能の向上,とくに分解能,コントラストの改善,操作性の向上などにより,腹部臓器の診断法として広く普及を見,とくに頻度の高い胆石症を含む胆道系疾患については,ほとんどの施設で超音波検査が第一段階の検査法として実施されるようになった.
 胆道系の超音波診断に関しては,胆嚢のように腹壁上から容易に描出できる部分と,総胆管のように部位によっては容易に視覚化しえない部分も存在するのが問題である.したがってこれらの特性を十分に理解し,解剖学的な構築を理解して検査にあたることが肝要であり,とくに所見についてはそのpitfallも含めて評価できるのでなければ,時に大きな誤りを冒すことすらある1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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