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今月の主題 胆道系疾患1992 胆道系疾患診断の基本と最近の進歩
肝機能検査による胆道系疾患の鑑別診断
著者: 柴田実1
所属機関: 1川崎中央病院・内科
ページ範囲:P.228 - P.229
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1)肝機能検査でGOT,GPT,LDHなどの逸脱酵素の上昇に比べて,ビリルビンや胆道系酵素の上昇が優位な場合,胆道系疾患の存在が疑われる.
2)胆道系疾患と鑑別を要するには肝内胆汁うっ滞型の肝疾患が主であるが,肝疾患以外でも胆道系疾患に類似した検査成績を示すことがある.
1)肝機能検査でGOT,GPT,LDHなどの逸脱酵素の上昇に比べて,ビリルビンや胆道系酵素の上昇が優位な場合,胆道系疾患の存在が疑われる.
2)胆道系疾患と鑑別を要するには肝内胆汁うっ滞型の肝疾患が主であるが,肝疾患以外でも胆道系疾患に類似した検査成績を示すことがある.
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