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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻2号

1992年02月発行

今月の主題 胆道系疾患1992

胆道系疾患治療法の基本と最近の進歩

胆道系疾患の治療方針—An Overview

著者: 石原扶美武1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学・第1内科

ページ範囲:P.242 - P.246

文献概要

ポイント
1)治療方針を決定する際には画像診断にて症例の病態を正確に把握することが大切である.
2)胆石症の治療方針としては,胆管胆石は原則として外科的治療が中心となる.
3)胆嚢胆石の場合は,胆石および胆嚢の状態,臨床症状などから,症例に応じた各種治療法を選択する.
4)胆道感染症の治療は化学療法,ドレナージ療法およびEST,外科的治療に大別されるが,高齢者やハイリスク例などでは的確でしかも早急な判断を下す必要がある.
5)胆嚢小隆起性病変は,画像診断におけるその直径と形状が治療方針決定のポイントとなる.
6)胆道癌は早期手術が原則である.進行癌に対しては各種治療を組み合わせた集学的治療が行われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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