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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻2号

1992年02月発行

文献概要

今月の主題 胆道系疾患1992 胆道系疾患治療法の基本と最近の進歩

胆道系疾患の内視鏡的治療—経皮的アプローチ

著者: 山川達郎1 本田拓1

所属機関: 1帝京大学溝口病院・外科

ページ範囲:P.254 - P.256

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ポイント
I.経皮経肝的アプローチの利点と問題点
1.利点
 1)直視可能で安全性が高い.
 2)繰り返し検索が容易
 3)部位による制限が少ない.
 4)砕石,摘出鉗子の的確な使用が可能
2.問題点
 1)侵襲性
 2)PTBDの手技の煩雑性とやや高い合併症発生率
 3)PTBD瘻孔の拡張に伴うやや高い合併症発生率
II.適 応
 経皮経肝的胆管鏡,経皮経肝的胆嚢鏡は,経皮経肝的胆管ドレナージから発展した胆道疾患の診断,治療法であるが,その適応は経十二指腸的アプローチの利点を勘案して決定されるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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