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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻3号

1992年03月発行

今月の主題 高脂血症の日常診療

高脂血症の臨床診断

二次性高脂血症をどうするか

著者: 篠宮正樹1

所属機関: 1千葉大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.404 - P.405

文献概要

 他に原因があって高脂血症が起こるものを二次性高脂血症と呼んでいる.二次性高脂血症を起こす原因が種々あるだけでなく,高脂血症そのものの発生機構も種々であることから,その臨床像は多様で変化に富んでいる.糖尿病,肥満,慢性透析,ステロイド投与,Cushing症候群,ネフローゼ症候群,甲状腺機能低下症などによる高脂血症がよくみられる.高脂血症による動脈硬化については,原発性のものと同じ影響をもつと考えられる.以下に,日常臨床において遭遇することの多いものについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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