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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻3号

1992年03月発行

今月の主題 高脂血症の日常診療

高脂血症の治療

高脂血症治療薬の使い分けと併用

著者: 藤岡考之1 斎藤英治1 八杉忠男1

所属機関: 1日本大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.430 - P.433

文献概要

ポイント
 高脂血症治療の基本は食事療法であり,それで不十分な場合には薬物療法の適応となる.さらに単独療法が無効な場合には併用療法が用いられる.
 高脂血症各型によって選択する薬剤が異なる.IIa型の第一選択薬剤は陰イオン交換樹脂,プロブコール,HMG CoA還元酵素阻害剤である.II bおよびIV型ではクロフィブレート系のニコチン酸である.III型ではクロフィブレート系薬剤である.これらの薬剤で効果が不十分な場合には作用機序の異なる薬剤を組み合わせた併用療法を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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