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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻3号

1992年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症の日常診療 高脂血症の治療

糖尿病に合併した高脂血症の治療

著者: 西晴子1 中井継彦1

所属機関: 1福井医科大学・第3内科

ページ範囲:P.450 - P.452

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ポイント
1)糖尿病に合併する高脂血症の特徴はトリグリセライド多含有リボ蛋白(カイロミクロンおよびレムナント,VLDL)の増加とHDLの低下である.また,グルコシル化,酸化リボ蛋白が増加する.以上,動脈硬化惹起性の変化である.
2)治療の基本は食事療法であり,運動療法も若干の効果が期待できる.
3)薬物療法は高脂血症の病態に応じて薬剤を使い分ける必要がある.フィブラート系薬剤およびHMG-CoA還元酵素阻害剤が主として用いられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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