文献詳細
今月の主題 高脂血症の日常診療
高脂血症の治療
文献概要
ポイント
1)糖尿病に合併する高脂血症の特徴はトリグリセライド多含有リボ蛋白(カイロミクロンおよびレムナント,VLDL)の増加とHDLの低下である.また,グルコシル化,酸化リボ蛋白が増加する.以上,動脈硬化惹起性の変化である.
2)治療の基本は食事療法であり,運動療法も若干の効果が期待できる.
3)薬物療法は高脂血症の病態に応じて薬剤を使い分ける必要がある.フィブラート系薬剤およびHMG-CoA還元酵素阻害剤が主として用いられる.
1)糖尿病に合併する高脂血症の特徴はトリグリセライド多含有リボ蛋白(カイロミクロンおよびレムナント,VLDL)の増加とHDLの低下である.また,グルコシル化,酸化リボ蛋白が増加する.以上,動脈硬化惹起性の変化である.
2)治療の基本は食事療法であり,運動療法も若干の効果が期待できる.
3)薬物療法は高脂血症の病態に応じて薬剤を使い分ける必要がある.フィブラート系薬剤およびHMG-CoA還元酵素阻害剤が主として用いられる.
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