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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻3号

1992年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症の日常診療 高脂血症の治療

脂肪肝を伴う高脂血症—インスリン抵抗性を中心に

著者: 小薗康範1 広瀬信義1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部・老年科

ページ範囲:P.461 - P.463

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ポイント
 インスリン抵抗性とそれに続発する高インスリン血症は,肥満,糖尿病,高血圧,虚血性心疾患,脂肪肝,高脂血症などいわゆる成人病と関係していることが明らかになってきた.上記疾患をみたらインスリン抵抗性の存在を疑い,個々の疾患の治療と併せてインスリン濃度を低下させるように努める.脂肪肝を伴う高脂血症ではインスリン感受性を高め,脂質低下作用のあるフィブラート系薬剤が第一選択となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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