文献詳細
カラーグラフ 電子内視鏡による大腸疾患の診断・3
文献概要
●緩解期の内視鏡所見
最近は完全中心静脈栄養法や成分栄養法により,臨床的緩解ばかりでなく,“内視鏡的緩解”(内視鏡的に潰瘍,炎症所見が消失した時期)に導入することも可能となった2).
さらに,クローン病の診断がつかないまま,不明熱(血液疾患,膠原病疑いなど)としてステロイド療法を受けたあとに紹介された症例では,部分的に緩解像を呈することもある.また発症初期には自然緩解することもあり,内視鏡的緩解像も理解しておく必要がある.
最近は完全中心静脈栄養法や成分栄養法により,臨床的緩解ばかりでなく,“内視鏡的緩解”(内視鏡的に潰瘍,炎症所見が消失した時期)に導入することも可能となった2).
さらに,クローン病の診断がつかないまま,不明熱(血液疾患,膠原病疑いなど)としてステロイド療法を受けたあとに紹介された症例では,部分的に緩解像を呈することもある.また発症初期には自然緩解することもあり,内視鏡的緩解像も理解しておく必要がある.
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