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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻3号

1992年03月発行

文献概要

カラーグラフ Oncology Round・22

化学療法・免疫療法併用で寛解した癌性腹膜炎

著者: 武越裕1 吉田憲一2 森永正二郎3 片山勲4

所属機関: 1東京都済生会中央病院・内科 2東京都済生会中央病院・婦人科 3東京都済生会中央病院・病理科 4埼玉医科大学・第1病理

ページ範囲:P.475 - P.479

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 原発巣がいずれの臓器にあるかを問わず,癌が腹膜に播種して腹水を伴うとき,癌性腹膜炎(悪性腹水)と呼ばれる.これは癌の末期徴候であり,診断後の生存期間は2〜3カ月のことが多く,治療しても効果はあまり期待できないものとされてきた.しかしながら,近年は化学療法・免疫療法(生体反応修飾療法)の著しい進歩により,状況は大きく好転しつつある.今回は,新しい治療法の適用により寛解したと思われる癌性腹膜炎の1例を提示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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