文献詳細
文献概要
今月の主題 Common Diseases リアルタイムの診断・治療手順 腎・尿路疾患
尿路感染症
著者: 岡田敬司12
所属機関: 1東海大学医学部 2東海大学大磯病院・泌尿器科
ページ範囲:P.706 - P.707
文献購入ページに移動尿採取法の差によって沈渣所見が異なるので,女性はカテーテル導尿が望ましい.男性は中間尿でよい.清潔に中間尿をとる方法を女性に説明しても,説明通りにいかない.中間尿で沈渣所見の解釈に迷うなら,カテーテル導尿がよい.なお,尿試験紙の白血球反応(エステラーゼ活性による)は比較的信頼できるが,細菌に対する亜硝酸塩試験は感度が落ちる.
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