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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻5号

1992年05月発行

文献概要

今月の主題 よくわかる水・電解質と酸塩基平衡 水・電解質異常の診断から治療まで

肝硬変と水・電解質異常

著者: 北岡建樹1

所属機関: 1望星病院

ページ範囲:P.804 - P.807

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ポイント
1)肝硬変に見られる体液・電解質異常は,浮腫,腹水,低ナトリウム(Na)血症,低カリウム(K)血症,各種酸塩基平衡異常がある.早期に発見し,適切な処置をとることが大切である.
2)腹水の成因としてunderfilling theoryとoverflow theoryに大別されているが,浮腫の原因となる局所性因子と全身性因子が複雑に関係している.近年注目されている治療法としてLeVeen shuntによる方法がある.基本的には安静,減塩食,利尿薬により過剰のNaを除去することである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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