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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻6号

1992年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのCT・MRI CT—頭部

変性疾患

著者: 吉川宏起1 塩野孝博1 大久保敏之1

所属機関: 1関東労災病院・放射線科

ページ範囲:P.942 - P.947

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ポイント
1)脳の変性疾患のCT所見を解説している.
2)変性萎縮疾患に対するCTの役割は,脳の萎縮の程度と範囲を知ることである.
3)脳の萎縮を考えるときに,加齢による萎縮や萎縮の個人差,性差などを考慮に入れる必要がある.
4)変性疾患や脱髄疾患の多くのCT所見は非特異的なもので,臨床的情報や生化学データが鑑別には重要である.
5)石灰化の検出率についてはCTはMRIより優れているが,脳の形態学的診断や大多数の病変の検出率ではMRIのほうが優れている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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