文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医のためのCT・MRI CT—頭部
頭部外傷
著者: 赤土みゆき1 井上佑一2
所属機関: 1南大阪病院・放射線科 2大阪市立大学医学部・放射線科
ページ範囲:P.948 - P.952
文献購入ページに移動1)頭部外傷の急性期には,CTで脳浮腫(低吸収域),脳挫傷(“salt and pepper”または“mottled”appearance),頭蓋内出血(高吸収域)などが抽出される.
2)受傷数時間から数日後に,血腫が発生あるいは増大することがある(delayed hem-atoma).
3)慢性硬膜下血腫は,進行性痴呆などで発症し,均一あるいは不均一な低〜高吸収値を示す.
掲載誌情報