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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻6号

1992年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのCT・MRI CT—頭部

頭部外傷

著者: 赤土みゆき1 井上佑一2

所属機関: 1南大阪病院・放射線科 2大阪市立大学医学部・放射線科

ページ範囲:P.948 - P.952

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ポイント
1)頭部外傷の急性期には,CTで脳浮腫(低吸収域),脳挫傷(“salt and pepper”または“mottled”appearance),頭蓋内出血(高吸収域)などが抽出される.
2)受傷数時間から数日後に,血腫が発生あるいは増大することがある(delayed hem-atoma).
3)慢性硬膜下血腫は,進行性痴呆などで発症し,均一あるいは不均一な低〜高吸収値を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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