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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻6号

1992年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのCT・MRI CT—胸部

縦隔・心臓・大血管

著者: 成松明子1

所属機関: 1東京女子医科大学・放射線医学教室

ページ範囲:P.966 - P.970

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ポイント
1)縦隔の腫瘤性病変におけるCT診断の主な目的は,①従来のX線検査でみえにくい病変の検出,②CT値の測定による病変の質的診断,③病変の範囲の決定,の3点である.
2)心疾患におけるCT診断は,断面の死角がなく周囲の構造も含めて検査可能な点が利点であり,通常のCTでは①心膜病変,②心臓の腫瘤性病変,③冠動脈バイパス,グラフトの開存の有無の評価が主な適応となる.
3)大血管では,大動脈瘤と大動脈解離が主な適応となるが,CTは手術前後の評価に欠かせない検査法となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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