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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻7号

1992年07月発行

文献概要

今月の主題 虚血性心疾患Today 狭心症へのアプローチ

超音波検査は何に役立つか

著者: 吉田清1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院・循環器内科

ページ範囲:P.1167 - P.1169

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 心臓の超音波イメージングには,形態および動きを捉えようとする心エコー図法と,心臓内の血流動態を計測するためのドプラ法があり,両者は互いに補完的に用いられている.超音波イメージングは非観血的にくり返し施行することができ,リアルタイムに多方向から心臓を観察しうるため,心疾患の診断に欠くべからざる検査法となっている.狭心症の診断においては通常,壁運動異常は認められないため,運動負荷や薬剤負荷などにより誘発することが大切である.また,最近では経食道心エコー図により,冠動脈の直接描出や冠動脈血流を捉えることができるようになっている.
 

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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