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今月の主題 虚血性心疾患Today 心筋梗塞へのアプローチ
急性心筋梗塞の生化学的診断とその進歩
著者: 野村雅則1 石井潤一1
所属機関: 1藤田保健衛生大学・内科
ページ範囲:P.1185 - P.1187
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1)急性心筋梗塞の発症4時間以内の診断に,ミオグロビンやCKMMアイソフォームはCKやCKMBより有用である.
2)心筋の構造蛋白であるミオシン軽鎖Iは,再疎通の影響を受けにくい梗塞サイズ指標である.
3)ミオグロビンやCKMMアイソフォームを測定すれば,CKより早期に梗塞責任冠動脈の再疎通の判定が可能である.
1)急性心筋梗塞の発症4時間以内の診断に,ミオグロビンやCKMMアイソフォームはCKやCKMBより有用である.
2)心筋の構造蛋白であるミオシン軽鎖Iは,再疎通の影響を受けにくい梗塞サイズ指標である.
3)ミオグロビンやCKMMアイソフォームを測定すれば,CKより早期に梗塞責任冠動脈の再疎通の判定が可能である.
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