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今月の主題 虚血性心疾患Today トピックス
心筋viability
著者: 今井嘉門1
所属機関: 1日本大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1252 - P.1253
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1)心筋viabilityとは,虚血性心疾患のため心筋収縮能が障害されているが,心筋細胞がまだ壊死には至らず回復の可能性のある状態をいう.
2)冠灌流の障害の程度よりstunned myocardiumとhibernating myocardiumに分けられる.
3)心筋にviabilityが存在するにもかかわらず,長期間虚血の状態が持続すると,不可逆的な壁運動に移行する可能性があるので,viabilityの有無を早期に評価すべきである.
4)心筋viabilityの診断方法には,負荷タリウム心筋シンチグラフィ,PET,ドブタミン負荷心エコー図などがある.
1)心筋viabilityとは,虚血性心疾患のため心筋収縮能が障害されているが,心筋細胞がまだ壊死には至らず回復の可能性のある状態をいう.
2)冠灌流の障害の程度よりstunned myocardiumとhibernating myocardiumに分けられる.
3)心筋にviabilityが存在するにもかかわらず,長期間虚血の状態が持続すると,不可逆的な壁運動に移行する可能性があるので,viabilityの有無を早期に評価すべきである.
4)心筋viabilityの診断方法には,負荷タリウム心筋シンチグラフィ,PET,ドブタミン負荷心エコー図などがある.
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