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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻7号

1992年07月発行

文献概要

今月の主題 虚血性心疾患Today トピックス

心筋viability

著者: 今井嘉門1

所属機関: 1日本大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1252 - P.1253

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ポイント
1)心筋viabilityとは,虚血性心疾患のため心筋収縮能が障害されているが,心筋細胞がまだ壊死には至らず回復の可能性のある状態をいう.
2)冠灌流の障害の程度よりstunned myocardiumとhibernating myocardiumに分けられる.
3)心筋にviabilityが存在するにもかかわらず,長期間虚血の状態が持続すると,不可逆的な壁運動に移行する可能性があるので,viabilityの有無を早期に評価すべきである.
4)心筋viabilityの診断方法には,負荷タリウム心筋シンチグラフィ,PET,ドブタミン負荷心エコー図などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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