文献詳細
文献概要
今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療 均質性肺病変
ブドウ球菌肺炎
著者: 市川洋一郎1
所属機関: 1久留米大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.1345 - P.1347
文献購入ページに移動ポイント
1)黄色ブドウ球菌は市中肺炎,院内肺炎ともに起炎菌となりうる.
2)黄色ブドウ球菌肺炎の典型的胸部X線像は空洞を有するlobar consolidationを示すが,最近では気管支肺炎型も多い.
3)肺のseptic embolizationの起炎菌のほとんどは黄色ブドウ球菌であり,特徴的な空洞化多発円形陰影を呈する.
4)MRSA肺炎もMSSA肺炎と基本的には変わらない.
1)黄色ブドウ球菌は市中肺炎,院内肺炎ともに起炎菌となりうる.
2)黄色ブドウ球菌肺炎の典型的胸部X線像は空洞を有するlobar consolidationを示すが,最近では気管支肺炎型も多い.
3)肺のseptic embolizationの起炎菌のほとんどは黄色ブドウ球菌であり,特徴的な空洞化多発円形陰影を呈する.
4)MRSA肺炎もMSSA肺炎と基本的には変わらない.
掲載誌情報